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自分の意見を述べるときの判断を表す「…と思う」に当たる中国語はたくさんあり、シチュエーションに合わせて微妙に使い分けられるため、学習者にとってニュアンスを把握するのは結構むずかしい。 そこで何回かに分けて、「…と思う」に当たる基本的な単語をいくつか比較しながら、使い方を解説したいと思う。 まず今回は“想xiǎng”と“觉得juéde”。 どちらも口語で「…と思う」と言いたいとき、最もよく使われる単語であり、ほとんど場合入れ替え可能だが、“想”は「予想する」や「想像する」というような推測のニュアンスが含まれる「思う」であり、“觉得”はもともと「感じる」という原義から派生した「思う」である。 “想”は推測のニュアンスを含むため、確固とした根拠はないが「たぶん…と思う」といいうときに使われる。「根拠レベル」という指標があるとすれば、それはやや低いのである。 片や“觉得”の「根拠レベル」はというと、もともと「感じる」という意味なので、多少なりとも判断材料になるものに接している分、感覚のものだけにそれほど高くないにしても、“想”よりは上なのである。氷を想像して「冷たいと思う」と言うよりも、実際に触った感じから「冷たいと思う」と言ったほうが、説得力があるのは明らかである。 「根拠レベル」が高いほうが、自己主張の度合いが強くなると考えてもいいだろう。 ということになれば、“想”と“觉得”はどちらも軽い口調で使われるが、あえて言えば、“觉得”のほうがややニュアンスは強いと言えるのではないだろうか。
by sc-kobe
| 2009-05-02 18:19
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