リンク集
お気に入りブログ
カテゴリ
全体 発音のコツ 動画で中国語 画像で学習 派生義マスター 中国語パフォーマンス論 中国語講師になるために 学習アドバイス 日本語に引きずられる~ 構文で表現力アップ SCセンセのこと テキスト批判 あの頃のQチャン SC音読 未分類 以前の記事
検索
その他のジャンル
|
単語の基本義から枝分かれしてできた意味を派生義という。ひとつの単語を覚えるとき、この派生義もいっしょに覚えると語彙力は大幅にアップする。 但し、やみくもに覚えようとしてもなかなか効果は上がらないので、このアイテムで、実践に役立ちそうなものをいくつかピックアップしてご紹介しようと思う。 「誰々に言う」と言いたいとき、例えば“*我说他wǒ shuō tā”「彼に言う」のように言ってしまう人がたまにいるが、正しくは“跟gēn”や“和hé”などを使って、“我跟/和他说”のように言うか、“说”を“告诉gàosu”と入れ替えて、“我告诉他”と言わなければならない。 “说”には「叱る」という派生義があり、“我说他”のように直接“他”を目的語に取ると、「彼を叱る」という意味になる、また、“说”には「…について話す」・「…を話題にする」という派生義もあり、“我说他”は「彼のことを話題にする」という意味にも解釈される。 どちらにしても、“我说他”は「彼に言う」という意味にはならない。 “说”の派生義をふたつ述べたが、はじめの「叱る」という派生義は結構よく使うので覚えておいてほしい。手元の小学館の中日辞典から例文を引用しておく。 她被老师说哭了。Tā bèi lǎoshī shuōkū le. (彼女は先生にしかられて泣き出した) 妈妈说我不听话。Māma shuō wǒ bù tīnghuà. (お母さんは私が言うことを聞かないと言ってしかる) 「説教」の“说”と考えれば分かりやすいのではないだろうか。「言い聞かせる」という教育的見地からくる「叱る」なので、「ののしる」・「怒る」・「嫌味を言う」などの意味の“骂mà”とはニュアンスが違う。 ランキングサイトにエントリーしています。クリックしていただけるとランクが上がります。 ↓
by sc-kobe
| 2009-07-14 14:12
|
ファン申請 |
||