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生徒のやめ方はさまざま。 「ありがとうございました」と菓子折りを持って挨拶に来る人もいれば、何の連絡もなしに突然来なくなる人もいる。 別に菓子折りがほしい訳でもないし、礼を言われたい訳でもない。ただやめる時はひと言「やめます」ぐらい言ってもらいたい。こちらにも準備があるのだ。 一般常識から考えて、連絡なしにやめる人はやはり礼儀知らずと言っていいだろう。 やめ方のエチケットに関して言えば、私の経験では老若男女や社会的地位はまったく関係がない。ある女子大生がやめる時、ちゃんと挨拶に来てちょっとした贈り物をもらったこともあれば、長い間スクールに通っていた元学校の校長先生が突然来なくなったので、体調でもくずされたかと心配になり電話すると「すんません、やる気が出ないのでもうやめます。すんません、すんません……」という反応でがっかりしたり、ほんとうにさまざまだ。 学校の先生でこの礼儀知らずが案外多いのである。 もちろんちゃんとした人格者もいらっしゃるが、学校の先生だから人格者というわけではない。普通の社会人の一員なのである。社会人の中にはちゃんとした人もいれば、ちゃんとしてない人もいる。ただそれだけだ。ただ職業が学校の先生というだけのことだ。 生徒の自殺、履修単位不足で学校の対応が問題視されているが、先生が全て人格者だと誤解してはいけない、学校にも期待しすぎてもいけない、子どもは親が守らなければならないし、自分の身は自分で守らなければならないのだ。
by sc-kobe
| 2006-11-02 12:07
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