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発音にはうまく出来ないと通じないものと、うまく出来なくてもネイティブに許容してもらえるもとのがある。例えば、有気音と無気音の区別やウムラートなどは前者に属し、今回話題にする“u(wu)”は後者に属する。 “u”は唇をまるめて発音しさえすればいいと思っている学習者は意外と多い。しかし“u(wu)”は唇をまるめるよりも、口腔内を広くすることのほうが大事なのである。口腔内を広くするために、舌を下奥に引き、奥歯をかまないようにする。日本語の「オ」を発音するときのようだ。日本語の「ウ」は舌を引かないし、奥歯は軽くかんでいる。だから、いくら唇をまるめても口腔内が狭くては、“u(wu)”にはならず、日本語の「ウ」になってしまうのだ。しかも厄介なことに、ネイティブはこの「ウ」を許容してくれる。 関西大学の日下恒夫先生が、某雑誌で、日本人にとって最も難しい母音は“u(wu)”であると書いておられるのは、私はそういう意味だと思う。 また、大阪外国語大学の杉村博文先生は、ネット上で“u(wu)”の発音について解説しておられるので、こちらをご覧いただきたい。 ↓クリックすると音声が出ます
by sc-kobe
| 2007-03-28 22:45
| 発音のコツ
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