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「日本語は名詞句を好む」と言われる。よって、自然と連体修飾語が多く、また長くなる。 日ごろあまり勉強してない私は、テスト前になるとあわてて準備する。 傍線部分が「私」にかかる連体修飾語だが、たとえもっと長くなっても、普通の日本語として許容される。 しかし、これをそのまま中国語に訳して、“平常不太用功的我”としてしまうと、らしくない中国語になってしまうので、以下のように語順を変えて、連体修飾語を避けるのが普通である。 我平常不太用功,到考试前就要临阵磨枪。 Wǒ pingcháng bú tài yònggōng,dào kǎoshì qián jiù yào lín zhèn mó qiāng. ところが最近、“平常不太用功的我”のような“…的我”式の中国語を、よく見かけるようになった。私が若いころから読んできた中国語文にはあまりなかった表現のように思う。 もちろん、“当时的我dāngshí de wǒ”「当時の私」や“漂亮的她piàoliang de tā”「きれいな彼女」など短いものは問題ないし、述語部分で連体修飾語が用いられるのもごく当り前だ。しかし、私が物知らずなだけなのか、主語部分で“…的我”式は見た記憶がない。 もしかすると、日本の書物からの翻訳調がそのまま中国語に残っているのかもしれないと疑っているのだが、どなたかお詳しい方がいらっしゃいましたら、どうぞご教示下さい。
by sc-kobe
| 2007-07-25 18:59
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