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量詞を使いこなせるかどうかは、中級学習者の腕の見せ所である。 ある生徒が、初めて万里の長城に登ったときの情景を思い出し、はるか遠くまで続いていく長城を“好像龙hǎoxiàng lóng”(まるで龍のようだ)と形容した。 量詞は基本的には視覚に基づいて、つまり見た目で名詞を分類する働きをもつ。 典型的な例を挙げれば、平たいものは“张zhāng”、車輪があるものは“辆liàng”、細長いものは“条tiáo”などで数えられる。 “好像龙hǎoxiàng lóng”は間違いではないが、まさに見た目を言っているのだから、“好像一条龙”のように“一条”が入ればさらによい。 この“一条”は「一本」という意味ではない。「一」はどうでもよくて、細長いという見た目を“条”で表現しているのである。 こういった量詞の用法は日本人にはなじみがなく、しかも量詞を言わなくても許容されるので、さらに難度が上がる。 量詞については『叙述文には量詞を忘れずに』と『カテゴリー表示の量詞』もご参照ください。
by sc-kobe
| 2008-01-07 23:07
| 中国語パフォーマンス論
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