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一文字の単語は、名詞にしても動詞にしても、超常用語以外は単独では通じにくい。 名詞については、以前『叙述には量詞を忘れずに』で“一条河”のように量詞を用いる方法を書いた。 今回は動詞について―― “他来了。Tā lái le.”(彼は来た)ならひとこと聞いただけで通じる。“来”が超常用語だからだ。しかし、“他咳了。Tā ké le.”(彼は咳をした)と言われただけでは、“咳”の頻度がさほど高くないため、ずぐに分かってもらえないおそれもある。そこで、以下のように補語を補うと、問題は解決する。 他咳了一声yì shēng。(彼は咳をした) これは特に「1回」に意味があるわけではなく、“一条河”の場合と同じくカテゴリーを表していると考えるべきかもしれない。 他咳了好几天hǎo jǐ tiān。(彼は何日も咳をしている) 他咳得很厉害hěn lìhai。(彼は咳がひどい) 中国語の動詞は、「補語の助けをかりて一人前」という側面をもっているので、うまく補語を使えると、よく通じる中国語らしい中国語になる。 ちなみに、“他咳嗽késou了。”のように動詞を、一文字にこだわらず二文字にするという方法ももちろんOK。
by sc-kobe
| 2008-05-23 16:30
| 中国語パフォーマンス論
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