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無気音は、息、つまり摩擦音がほんの少し出た瞬間すぐ声帯が震えて声に変わります。 有気音は、息だけの時間が長く(長いといってもはんの一瞬ですが)摩擦音が強調されてから声帯が震えて声に変わります。 有気音が無気音になってしまう人は多いですが、原因は摩擦時間が短いことにあると考えます。ですから、有気音が苦手だと感じたら、息を擦る時間を少し長くすると改善のきっかけになります。 但し、息を強く出そうという意識を持ちすぎると却って逆効果になりますので注意しましょう。 息、摩擦音とは空気がシューッと抜けるような音です。それを強く出そうとして肩に力が入るほど力むと無気音になってしまうか、不自然な有気音になってしまいます。 力んだ有気音も確かに有気音なのですが、かなり不自然でしんどい発音のため、音読や会話になるとくずれて無気音になってしまう危険をはらみます。 多くの子音表では“p(o)”が有気音のトップに登場して、紙片やハンカチが揺れるほど強く息を吹きかける練習することがあります。講師がしっかりチェックしていれば問題ないですが、そうでないと力みが助長され不自然な有気音になりかねません。だいたい紙片やハンカチが揺れない有気音のほうが多いのではないですか。 息、摩擦音の強さはもちろんある程度必要ですが、有気音のポイントはやはり摩擦時間のコントロールだと思います。
by sc-kobe
| 2017-08-11 10:19
| 発音のコツ
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