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2018年の中国の流行語大賞は「改革開放四十年」でしたね。 1978年に改革開放政策がスタートして以来、香港・台湾を先鋒に南方の言葉が中国を北上しました。 どうもその中に“老公lǎogōng”もあったようです。 “老公”は古くから中国にある呼称ですが、昨今の頻度上昇は広東語圏で多用されていたのが、改革開放にともなって中国に広まったと考えられます。 この流れの中で育ったのが1980年代前後以降に生まれた世代、現在の年齢が40代以下の人達なのです。この比較的若い人達が“老公”と“老婆lǎopo”を多用しているのだと思います。エポックメーキングな世代“80后bā líng hòu”は、ここにも顔を出します。 こうなると50・60代以上の人達とジェネレーションギャップが生まれます。“老公・老婆”の呼称に眉をひそめ、もうちょっと上品な“先生xiānsheng・丈夫zhàngfu”や“太太tàitai・夫人fūren・妻子qīzi”そして“爱人àiren”などを使うよう主張するネット記事も見受けられます。 間接的な呼称を日本語に訳すと、私の語感では“老公”は「旦那」、“老婆”は「女房」あたりかなと思いますが、いかがでしょう。
by sc-kobe
| 2019-01-22 11:09
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