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ラグビー、バレーボール、野球……この秋はスポーツで楽しませてもらいました。 我痛感日本是和平的国家。 Wǒ tònggǎn Rìběn shì hépíng de guójiā. 日本は平和な国だと痛感しました。 こんな感想を話してくれた受講生がいたのですが、この“痛感”の使い方はよいのでしょうか。 中国語の“痛感”は、読んで字の如く「痛みの感覚」から「痛切に感じる」で、日本語の「痛感する」より強いニュアンスがあると思います。 後には主にマイナスイメージや深刻な内容が続き、辞書には以下のような例文が多く見られます。 现在痛感经验不够。 Xiànzài tònggǎn jīngyàn bú gòu. 今更のように経験不足を痛感している。 他痛感自己有责任。 Tā tònggǎn zìjǐ yǒu zérèn. 彼は自分の責任を痛感している。 受講生の中国語も、「戦争で多くの人が命を落とす国が少なくないなか……」のような文脈なら“痛感”が使えるかもしれません。 ニュアンスがそんなに強くない内容なら、“深感”もしくは“深深感到shēnshēn gǎndào”で十分でしょう。
by sc-kobe
| 2019-10-29 18:25
| 日本語に引きずられる~
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